人材不足ならインターンシップを活用する

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インターンシップを活用する

新卒採用で帰属意識を高める

IT業界ではエンジニアの人材不足に悩まされる機会が多いですが、人材が足りないからといってパッケージを導入したりオフショア・ニアショア開発を無理にする必要はありません。多くの会社は即戦力となる優秀なJavaエンジニアを手に入れたいと思う傾向にありますが、そのために中途採用をするよりは新卒採用を重視しようとする企業も多くなっているのです。中途採用をすれば、すぐに使える人材を手に入れることができてかなり楽ではあります。しかし、中途採用の場合は最初からその会社に帰属していたわけではないため、あまり自社に帰属意識がないのではないかと思われることもあるそうです。帰属意識があまり高くなければ、その会社に長くはいてもらえないのではないかと会社側は考えてしまいます。会社が存続するためには長く優秀な技術者にいてもらわなければならないため、長期的な人材確保のために新卒採用を強化しているというわけです。新卒だと自社で育て上げなければなりませんが、その分自社への帰属意識も育て上げることができると考えられ、それによって長期的な人材確保ができると考えられます。

インターンシップは人材確保に役立つ

新卒で入社する人を増やすためには、その会社がどのような会社なのかという所を知ってもらわなければなりません。よく分からない会社に入社したいと思う人はいないからです。最近では自社をよく知ってもらうために、インターンシップを開催する企業が出てきています。その一つが「インテリジェンスビジネスソリューションズ」であり、2016年卒の新卒採用からインターンシップを導入しています。
長期の2週間程度のコースについては、企画立案インターンという内容もあり、チームで協力して計画を立案して社長にプレゼンをするといったものになっています。かなり実戦的な内容となっていますし、第一線で活躍する社員や社長と一緒になってインターンができるというところも魅力の一つと考えられます。ただ会社の説明を聞くだけではなく、このように会社で働く人たちと直接触れ合うことで、自分が入社した後の人間関係をイメージしやすくなります。会社に長く留まってもらうには、仕事の内容もそうですが、やはり人間関係が良好であることが大切です。インターンシップを導入せずに新卒採用をしようとしても、求人情報だけの情報では全てが伝わらずに終わってしまうことも考えられます。エンジニアの人材不足を会社が解決したいと思うのならば、このようなインターンシップを活用することも考えておく必要があるのです。

インターンシップの活用サイト

この会社のインターンは、1日、2日間、2週間程度という3種類のコースから選んで参加できるようになっており、学生の都合に合わせた選択ができるところが魅力的です。

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要求定義の抱える問題

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エンジニアへの対価の問題

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