RubyとJavaエンジニアの不足が騒がれている

エンジニア不足対策会議

エンジニア不足にどう対応しますか?

2015年問題について

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特に人材不足が騒がれているJavaとRuby

Javaに関する人材不足が懸念される

2015年問題としてエンジニア不足がかなり深刻だということが言われていますが、その中でもJavaとRubyに関してはかなりの人材不足が騒がれています。プログラミング言語はいくつもの種類がありますが、その中でも、現在最も利用されている言語はJavaとなっています。多くの企業でJavaがよく利用されているということで、Javaを使えるエンジニアは非常に重視されるということが分かります。今現在Javaが使えるエンジニアは大事にされていますが、この傾向は今後2~3年の間も変わらないだろうと言われています。今現在Javaを使っていない企業でも、将来はJavaを使いたいと思っているところが多く、Javaにはプログラミング言語の中でも最も利用が期待されている言語なのです。特に、Androidアプリやシステム開発を行う際には、Javaのニーズがかなり高まっています。Androidのスマートフォンを持っている人は多いですし、アプリの開発はこれからも活発に行われていくと考えられます。将来性がある言語だということですが、今後はJavaを使うことができるエンジニアが不足することが問題視されます。Javaを使いたいと思っている企業が増えるということは、それに合わせてエンジニアの数も増加していかなくてはなりません。そのため、人材不足が騒がれているJavaについてはどうやって人材不足を解消するかが重要なのです。

市場が拡大してきているRubyも人材不足が心配

エンジニアの人材不足は、Rubyについても騒がれています。このプログラミング言語は、日本よりもアメリカなどの海外で市場が盛り上がっている傾向にあります。Javaに比べると使われている割合や将来使いたいと思っている企業の割合は低いですが、それでも日本国内においてRubyの件数は増加してきているのです。2014年5月のある調査サイトによると、2013年1月~2014年5月の1年半でRuby求人は2895件から4136件と43%も増加していました。ここから分かるように市場は拡大してきていますし、更にはRubyを使うエンジニアの方が平均年収が高いという結果が出ています。仕事の単価も比較的高く、高い収入を得られるビジネスだということです。このようなメリットのあるRubyは、Webアプリケーション開発の現場で使われることが多くなっています。多くの企業では、現在だけでなく将来においても、PC向けのWebアプリケーション開発をシステム開発の対象とするクライアント環境に挙げています。つまり、Rubyを使っているエンジニアはそんなに多くないということで、今後Rubyとこの言語におけるエンジニアのニーズが高まって人材不足が発生する可能性があるということなのです。

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